フレンチ・コード
ガイドブックには載っていないパリとフランスとフランス人の日常

パリならではのファッション、アクセサリー、バッグ、靴、雑貨、食料品、アンティークなどお買い物スポットをご紹介。

カルナバル・アール・フローラル | Carnaval Art Floral

2009/04/20

パリ13区、ゴブランの交差点からすぐのところに小さな花屋がある。小さいお店なのでついつい見落としがちだが、よく見てみると、どの花も新鮮。色がとても綺麗だし、ブーケなどもかわいい。店の奥に飾ってある、大きな花瓶に活けられた椿も大胆でステキ。お店の前を通り過ぎるご近所さんたちと笑顔で挨拶を交わしているお店の主人に話を聞いてみると、このお店をオープンしたのは5ヶ月ほど前。その前もこの近所で14年ほどお花屋さんを開いていて、雑誌マリ・クレールでパリのお奨めフローリストとして紹介されたこともあるのだとか。

このご主人Hashem Fard氏の経歴がユニーク。イラン出身の彼は、25年前に政治的理由でフランスに亡命した。イラン出身の女流作家、マルジャン・サトラピは友人だそう。当時の様子は、彼女が監督した映画「Persepolis」で知ることができる。フランスに渡ってきた当初、彼はエンジニアとして働いたらしいが、あるとき目覚めてフラワーアートを学び、フローリストとして独立した。花屋の仕事は一見華やかそうだが、実はすごい肉体労働。好きでないとできない仕事。また、彼の創作意欲は花だけにとどまらず、写真や絵画、詩などが趣味。お店のデザインやショップカードも彼が手がけた。

店内は緑を基調としていて、明るく清潔感がある。街中によくある(ここ数年の流行り?)黒い壁のスタイリッシュな花屋さんと違って、かなり自然体。庶民派といった感じ。入り口の扉は濃い緑、店内の壁はクリームがかった緑でかわいい。このお店、実は上の階もある。今は大々的には公開していないが、友人の絵画やアクセサリーのエクスポジションの場として使っている。下の花屋さんとはまた違って、とっても雰囲気がある。今年の秋には、このスペースをもっと活用して、地上階はプレタポルテのブーケ、1階はオートクチュールのブーケにするとか。そして、ここでお花教室も開きたいそう。今後の展開も楽しみだ。

ブーケは25~35ユーロくらい。5区や13区に住む友達の家に招かれたとき、ここに立ち寄ってお花をプレゼントしてはどう?

25, avenue des gobelins 75013
TEL:01 42 17 08 14
営業:月-土 10h-20h、日 10h-14h

Metro: Les Gobelins (7番線)

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