バスティーユからメトロで2駅、美味しいと評判のビストロが集まるポール・ベール通り。その通りで一際目を引く赤いお店、ラ・ココット。月並みだけど、思わず「可愛い!」
料理やお菓子のレシピ本、世界有名都市のレストランガイド、食に関する写真集、キッチンやサロンのデザイン本、味覚をテーマにした小説、漫画・・・味覚にまつわる本を集めた本屋さんだ。どっしりと大きいテーブルで、自家製ミルクジャムを挟んだビスケットを食べながら、お茶を飲むこともできる。
オーナーは食べることが大好きな-でもほっそりの-アンドレア。どういう基準で本を選んでいるの?と聞いたら「私の好きなもの」と答えて目が輝き出した。「有名シェフの高価なレシピ本とかはあまり好きじゃない。買いやすい値段、目にご馳走の美的な本、食が絡む小説や漫画も大好き。それから定期的に“特集”をやるの。今はスーパーヒーロー特集、ほら、ポパイやほうれん草の本がウィンドウにあるでしょ」
アンドレアは日本にも関心大。村田喜代子の『Le Chaudron(鍋の中)』や、谷口ジローや黒田硫黄の漫画、フランス人が書いた食卓比較の本『Japon à table』、寒天ダイエットの『Agar agar』などが並んでいる。和菓子の写真集を持ち出してきて「わらびもちって何?大福は私にも作れるかしら?」
バラエティに富んだ食にまつわる本たちは、あれもこれも欲しくなってしまう。ビジュアルな本が多いので個性的なおみやげにも食いしん坊へのプレゼントにも最適。水曜日以外、夜8時まで開いているので、ポール・ベール通りのレストランに行く前、アペリティフ代わりに覗いてみて!
ラ・ココットではお菓子教室と、子供を対象にしたお菓子アトリエを定期的に開催しています。いちご大福やお団子など、日本のお菓子も紹介されました。
http://lacocotte.net/