君と歩く世界
De Rouille et d’Os

5歳の息子サムを連れて旅をするアリ。子供はお腹を空かせているけどお金がない。2人はアンティーブのアリのお姉さんの家に転がり込む。お姉さんはガレージに泊まらせ、サムの面倒も見てくれる。南仏だから太陽もあってゴキゲンだ。
クラブのガードマンの仕事を見つけたアリは、そこでステファニーと知り合う。貧しくて教養のないアリ、美しくて自信に溢れたステファニー・・・正反対の2人。
彼女はマリンランドでシャチの調教師をしている。彼女の手の動きに合わせてシャチはジャンプし、回転する。ステファニーはその仕事が好きだった。
ところがある日事故が起こる。
会いたい、と電話がありアパルトマンを訪ねると、変わり果てたステファニーがいた:車椅子にうずくまり、膝から下がなかった。
彼女は誰にも会わず、悲運の中に閉じこもって生きていた。アリは同情も憐憫も見せず、むしろ“機械的に”彼女が再び生きるのを手伝う・・・

アリ役のマチアス・スーナーールツはベルギー映画『Bullhead』で驚くべき筋肉ボディと驚くべき演技を見せた。この作品でもすごくいい。即物的、現実的なキャラが時に笑わせる。ステファニーはマリオン・コティヤール。絶望から少しずつ起き上がり、新たな挑戦に向かう姿に説得力がある。

『預言者』から3年、ジャック・オーディアールの待たれた新作は、アリ、ステファニーがそれぞれの試練を通して変わっていく様を描いている。
悲劇なのに泣かせようとせず(泣かなかった)、人間は生まれ変われて、大きくなれて、新たな出会いができるという希望に繋げていく。オディアールはすごい。
カンヌ映画祭コンペティション参加作品。2日目に上演され、大変な喝采だったそう。賞を取って欲しい傑作。(Takako)

De Rouille et d’Os

ジャック・オーディアール監督
フランス・ベルギー映画
主演:マリオン・コティヤール、マティアス・スーナールツ
120分

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