ル・グラン・ソワール
Le Grand Soir

ボンジニ一家の両親は、フランスの田舎町のコマーシャル・センターで『Pataterie』 (ジャガイモ屋)というジャガイモ専門レストランを営む。長男ノット(ブノア・ポールヴールド)はヨーロッパ初代のパンク、犬を連れ住居不定の生活。次男ジャン=ピーエル(アルベール・デユポンテル)は同じコマーシャル・センターのベッド屋で働く。
真面目な営業マンをやっていたジャン=ピエール、突然解雇されてからタガが外れ、兄貴の生き方に影響されていく・・・
ヘンなキャラの登場人物で笑わせるドタバタなストーリーを通して、典型的フランス地方都市の消費生活、不況で増えている住居不定者たちの、過去も未来もない生活を垣間見せる。
同じく馬鹿げたユーモアのアメリカ映画(でもブリティッシュなユーモア?)『ムーンライズ・キングダム』に比べて、サイコロジックなとこがある。特に、元祖パンク、ノットが、自由と時間はあるけど希望のない生活にキレそうになりながら均衡を保っているあたり、フランス人が作るとこうなるか、と思わせる。
ボンジニ兄弟のお母さん役にブリジット・フォンテーヌ、5分ほど登場する占い師にジェラール・ドパルデュー(更に太ってすごい横幅)など大物が登場するけど、なぜ『Le Grand soir』(大いなる夕べ?)というタイトルなんだろう?と不思議。

Le Grand Soir

ブノア・ドレピン、ギュスターヴ・ケルヴェーン監督作品
1時間32分
公開中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>