フレンチ・コード
ガイドブックには載っていないパリとフランスとフランス人の日常

パリ旅行は散歩に限る!歩いて初めて見える、街角に残る歴史ある建物やパッサージュをご案内します。

パッサージュ・パレ・ロワイヤル | Passage Palais Royal

2006/10/03

モンパンシエ、ボジョレー、ヴァロア、プルーの4つのギャルリーがパレ・ロワイヤル公園を取り囲んでいる。
オルレアン候は、回廊の建築にかかった費用を取り戻そうと、地上階を店舗にして貸すことにした。噴水や花壇のある美しい公園を人々は散歩し、子供を遊ばせ、雨が降れば回廊に駆け込み、商店をひやかしたり買い物をした・・・18世紀末の優雅な時間が今も流れている。

夏には噴水の周りで日光浴や読書をする人で賑わい、冬枯れの風景の中では、ダウンジャケットでコロコロした子供が走り回る。高さの違う白黒の円柱が並ぶ入り口で、子供を遊ばせておいて、大人は、回廊の古美術商やモードの店を覗いて歩く。
ヴィンテージで知られるあのDidier Ludot(コレット広場から入って左手のGalerie Monpensier 20-24番地)、50-60年代のエルメスやディオールのバッグ、オートクチュールのドレスなど、この年代のモード好きにはため息のコレクション。
公園を横切った対面に、La Petite robe noire(ラ・プティット・ローブ・ノワール=リトル・ブラック・ドレス)という自らのブランドの店がある。また、2005年末にはパッサージュのウインドウ全部を使って、1950年代からのディオールの作品を展示して話題になった。Didierさん、見かけはキザだけど、50年代60年代モードの知識とセンスはスバラシイ。
そして右手の回廊Galerie de Valoisには、エルメスのシューズデザイナーとしても知られるPierre Hardy(156番地)。エルメスでは、いかにもエルメスな靴を作っているせいか、自分のブランドでは欲求不満解消とばかりのびのび遊んでいる。
この回廊をさらに進むと、セルジュ・ルタンスの香水をそろえた、SHISEIDO PURFUMS。19世紀の香水屋さんの佇まいだ(私に香水をプレゼントするときには、こういうとこで買ってね!)

2 place Collette 75001 Paris
毎日8時~23時
Metro : Palais Royal (1番線)
パッサージュ・パレ・ロワイヤル | Passage Palais Royal

パリの歴史散歩