パリ旅行は散歩に限る!歩いて初めて見える、街角に残る歴史ある建物やパッサージュをご案内します。
2007/10/16
ガラス張りのドームから淡い光の差す、モザイクの敷石に一歩足を踏み入れると、気分は19世紀。芸術的なインテリア造花のEmilio Robia、古本屋、Legrandのワインカーヴなど雰囲気にあった顔ぶれだ。オート・クチュールのデフィレの舞台になることも多い。モードのブティックも厳選されていて、眺めて美しい服が多い。第一ここにZARAなんかがあったら興ざめだ。鳥居ユキさんもブティックを構えている。さらに進むと、インパクトの強い、飾っておきたいような服が並ぶウィンドウ。ブランド名もロゴも出さず、「服を見ればわかるだろう」というこの自信は、そう、ジャン・ポール・ゴルチエのブティックだ。
そこでパッサージュは終わるが、まだ現実に戻りたくなくて引き返す。
時が止まったようなパッサージュは束の間の脱日常をかなえてくれる。