空を舞う野生のコウノトリ。独仏文化と雄大な自然が溶け合う地、
アルザス・ワイン街道のほぼ中間にあるコルマールは、
別名"アルザスワインの首都”と呼ばれ、
古くから水路によるワイン交易で栄えてきた。
三十年戦争、フランス革命、普仏戦争、第二次世界大戦など
度重なる戦禍を奇跡的に免れた、アルザスでも珍しい町のひとつで、
時が止まったように美しく保存された中世の街並みが見事。
あふれるように花が飾られた窓辺と、カラフルに建ち並ぶ木組みの家々、プティットヴェニス(小ベニス)と呼ばれる美しい運河を小舟でめぐれば、
うっとりメルヘンな世界へタイムトリップ。。
旧市街は芸術品の宝庫。16世紀の豪商の館に代表される
"メゾンプフィステル”や"メゾン・ド・テット”のルネサンス様式の建築美に見とれたり、
商店の軒先にかかるユニークな看板たちの可愛らしさに釘付け。。
自由の女神の作者バルトルディの生家もあり、彼の彫刻も町のあちこちに。
そんな屋外の芸術作品とともに、この町で見逃せないのは、
もと中世の修道院、"ウンターリンデン美術館”。
展示作品は、中世~ルネサンス期の宗教絵画が中心。
中でもグリュネーワルド作 "イーゼンハイムの祭壇画”は極めて有名で、
観音開きの多翼祭壇画をバラバラにし、二重扉の表裏、全画面を展示。
観た人は「金縛りにあう」と言われる迫力のリアリズム描写で、
祭壇画の最高傑作、とも名高い。
ウンターリンデン美術館
Musée d'Unterlinden
1 rue d' Unterlinden 68000 Colmar
TEL :03 8920 15 58
site :
www.musee-unterlinden.com
【入場料】
7ユーロ
【開館時間】
5月~10月:
9h~18h 無休
11月~4月:
9h~12h, 14h~17h 火曜休