イベント

THE THIRD MIND

凱旋門とエッフェル塔を結ぶ、ちょうど真ん中くらいに位置するメトロ、イエナ(Iéna)。地上に出て並木の坂道を下って行くと、1937年のパリ万国博覧会で日本館として建てられた「パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)」がある。東棟は市立近代美術館、西棟はコンテンポラリーアートの展示スペースとして使用されている。ここでNYを拠点に活動するスイスのアーティスト、ウーゴ・ロンディローネ(Ugo Rondinone)の集めた作品展「The Third Mind」が、9月27日から始まった。キュレーターではなく、アーティスト自身が作品を集め展示するというだけでも興味がわく。彼の脳内、欲求と作用を表現する31人のアーティストの作品が展示された10以上のスペースは、それぞれ異色の雰囲気で(はあるがそれぞれには統一されている感がある)、それでいて次の部屋の予期せぬ空気に心が躍る。映像、写真、コラージュ、油絵、彫刻、立体模型、ドット絵、などなど媒体は実に様々。併設されているカフェも展示スペース同様、深夜24時まで開いている。深夜にフラッと美術館、なんて、パリならではの夜遊びだ。   THE THIRD MIND

THE THIRD MIND
Palais de Tokyo
13,avenue du Président Wilson
2008年の1月3日まで。
料金:6ユーロ
開:12h~24h
閉館:月
メトロ:イエナ(Iéna)9番線 http://www.palaisdetokyo.com/#/fo3
/high/programme/home.inc.php

ニュイ・ブランシュ Nuit Blanche

パリでは今年も10月最初の土曜日6日の日没から翌朝にかけてニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)が行われる。ニュイ・ブランシュは、パリの街中がオールナイトでアートを楽しむ大人気イベント。今年は朝まで運行されるメトロ14番線(他の線は朝2時まで)に沿って、バティニョル・サン ラザール → マドレーヌ・ルーブル → レ アール・マレ・バスティーユ → ベルシー・ビブリオテック フランソワミッテラン → 終点のレ・オランピアード駅までの各地区で、様々なアートイベントが催される。注目は、チュイルリー公園で行われる「Nuit ardente(燃えさかる夜)」と名づけられた火のアート。公園の中央道に沿って2000もの火がともされる。
2002年にドラノエ市長によってパリで始まったこのオールナイトのお祭りも、今ではベルリン、ブリュッセル、マドリッド、ローマ、リスボンなどヨーロッパの各都市だけでなく、トロント、ニューヨーク、サンパウロ…と世界的に拡大中。イスタンブール、マイアミ、上海でも今年初めてニュイ・ブランシュが行われる。
  Nuit Blanche ニュイ・ブランシュ
Nuit blanche
10月6日(土)
日没から夜明けまで

⇒ 公式サイト
http://www.paris.fr/portail/nb2007/Portal.lut?page_id=7948html

アルチンボルド Alcimboldo

野菜や果物、動物などで構成される肖像画。ミステリアス、ものによってはグロテスクともいえる不思議な世界観で、一度見たら忘れられないほど強烈な印象。これらの作品を残したのはマニエリスム期のイタリア人画家ジュゼッペ・アルチンボルド(1526~1593)。油絵やデッサンをはじめ、100点ほどの作品を集めた初のモノグラフィー的なエクスポジションがパリのリュクサンブール美術館で開かれている。アルチンボルドの作品は、彼の死後しばらく忘れられていたが、20世紀はじめシュルレアリストたちに再評価され、現在でも多くのアーティストに影響を与えている。好きか嫌いか大きく分かれるイタリアの鬼才の得意な世界、一見の価値がある。   Exposition Tokyo au Bon Marché
Le bon marché
19 rue de Vaugirard - 75006 Paris
01 42 34 25 95
2008年1月13日まで
月金土:10h30~22h
火水木:10h30~19h
日:9h~19h
入場料:11ユーロ http://www.museeduluxembourg.fr/

Exposition Tokyo au Bon Marché

パリ左岸の老舗デパート ボン・マルシェで日本のファッションやコスメ、アクセサリーなどを紹介するエクスポジション、Love Tokyoが開催中。プロデュースはデザイナーのツモリチサト。今まで日本店というと、着物や扇子や和食器などが展示されていたけど、今回はキッチュで可愛い、今の東京にスポットが当たっていて、“フランス人が関心のある日本”もだいぶ変わったと思わせられる。新しい中にも「和」の要素が散りばめられていて、今の日本をちゃんと伝えている。
主な会場は本館の2階(日本でいう3階)だが、ボン・マルシェの売り場のあちこちに白地に赤の水玉でデコレーションされたTOKYOコーナーが設けられている。LA GRAND EPICERIE のある建物の地下1階、子供服売り場にはフレンチ・コードでお馴染みの米澤よう子さんのイラストも展示されている。
  Exposition Tokyo au Bon Marché

Le bon marché
24 rue de Sèvres 75007
10月13日まで
Tel : 01 44 39 80 00
基本的に9h30-19h
土曜9h30-20h
木曜10h-21h
休:日・祝

Pierre et Gilles, double je

1976年にパーティで出会い、恋に落ちてコラボレーションを始めたピエールとジル。ピエールが写真をとり、ジルがレタッチ処理をする。彼らの作品がかもし出す独特の不思議な質感は、題材もさることながら、デジタル処理ではなく手作業によるもの。キッチュで神秘的、宗教的でエロチック、優しくて残酷・・・。 ロック・スターやファッション界の有名人をはじめ、彼ら自身も作品のモデルになっている。
1976年から2007年までの彼らの作品120点が展示される。
  Pierre et Gilles, double je
Jeu de Paume
1, place de la Concorde 75008
9月23日まで
Tel : 01 47 03 12 50
火曜 : 12h - 21h
水~金 : 12h - 19h
土、日 : 10h - 19h
月:休

NAN KEMPNER-Une Americaine à Paris ナン・ケンプナー:パリのアメリカ人

世界中の社交界を飛び回ったアメリカ人ナン・ケンプナー。1964年にイヴ・サンローランにほれ込み、忠実な顧客に留まらず、クチュリエの擁護者となりミューズとなった。ナン・ケンプナーにとってモードは「装う」ことを超えて、彼女の人生のエッセンス、サンローランもクチュリエを超えて、崇敬する愛人であったと言われる。オートクチュールのジャケットをジーンズと組み合わせる着方も彼女が先駆者だった。2005年に彼女が亡くなったとき、3000着の服が正確な目録とともに夫に残された。そのうちサンローランによる376点が展示される。   NAN KEMPNER-Une Americaine à Paris ナン・ケンプナー:パリのアメリカ人
Fondation Pierre Berger
5 Avenue Marceau 75116
7月29日まで
開:11h-18h
閉館日:月曜日
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