クリスチャン・ディオール回顧展
Rétrospective Christian Dior

1947年の春夏コレクション《New Look》で女性のイメージを覆したクリスチャン・ディオール。メゾン70周年を記念したMusée des Arts décoratifs/パリ造形美術館の回顧展は見逃せない。

戦争時代の簡素で男性的なモードを押しやり、近代の女らしさを表現した彼のドレス:きゅっと絞ったウエスト、対照的にボリュームのあるスカート、なだらかな肩の線・・・戦争中は布の制限があったが、生地をたっぷり使っているのも特徴だった。
そのシルエット、バランスは70年という時を感じさせず、今すぐに着たくなる。

クリスチャン・ディオール回顧展

ディオールの服は女性のイメージを塗り替えただけでなく、繊維業、刺繍、アクセサリーなどオートクチュールの職人芸を発展させた。

クリスチャン・ディオール回顧展

エクスポジションはディオールの生涯に始まり、作品がテーマ別に展示されている:アート&フォト、豊富な色とテクスチャー、端正なパリジェンヌ・エレガンス、エキゾチズムの宝庫、花の幻惑・・・

クリスチャン・ディオール回顧展

彼の亡き後、イヴ・サンローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、そしてマリア・グラジィア・シウリが、ディオールのアイデンティティを守りつつ、時代に呼応したスタイルで継承している。それぞれの“ディオール表現”も興味深い。

展示点数が多いので、少なくとも1時間半~2時間みてください。
2018年1月7日まで。

クリスチャン・ディオール回顧展

Musée des Arts Décoratifs
107,rue de Rivoli 75001 Paris
開:火-土、11h-18h(入場券販売は17h15まで)
木11h-21h
休:日月
メトロ:パレ・ロワイアル・ミュゼ・デュ・ルーヴル/Palais Royal Musée du Louvre(1-7番)

107,rue de Rivoli 75001 Paris