不機嫌なママにメルシィ!
Les Garçons et Guillaume à table !

ブルジョア家庭に生まれたギヨームは3人兄弟の末っ子。「今度こそ女の子」と願った母親はがっかりし、ギヨームを上の男子2人とは別格に育てる。自然に「自分は兄貴と同じ男の子じゃない」と信じるようになり(原題『Les Garçons et Guillame à table !/男の子たち、ギヨーム、ご飯ですよ!』)、周囲も「ギヨームはゲイだ」と思うようになった。
そのギヨームが、実は自分はヘテロなんだ、と発見するまでを描いた自伝物語。現実に、ギヨームが“女性と”結婚することを知らせたとき、両親はあまりにびっくりし24時間、口をきかなかったそうだ。
監督・主演(“ボク”と母親の2役)のギヨーム・ガリエンヌはコメディ・フランセーズの正団員(2005年〜)。それだけにとどまらず、ラジオで文学作品(ボードレーール、プルースト・・・)の朗読、バレエのコレグラフィ、テレビCanal+ のGrand Journalでは『ギヨームのボーナス』という人気コーナー(2008-2010)を持つなどマルチな才能を見せる。映画 『イヴ・サンローラン』ではピエール・ベルジェを演じた。
この『不機嫌なママにメルシー!/Les Garçons et Guillame à table !』は舞台(コメディ・フランセーズ以外)で演じたものの映画化。舞台では1人3役(自分・母・父)を演じた(どうやって !?)
父親にアンドレ・マルコン(可笑しい!)、 『マリー・アントワネットに別れをつげて』のダイアン・クリューガーも登場。
2014年のセザール賞で、この映画は、最優秀作品賞、男優賞、脚色賞、処女作品賞の4つを取り、ギヨーム・ガリエンヌは席につく暇がないほどだった。