2007/02/28
ポトフと並んで「これを食べなきゃ冬が終わらない」という冬の定番料理の一つが、アンディーヴ(チコリ、エンダイブともいう)のグラタン。アツアツをふーふー言いながらいただく。一度、蒸すか煮て柔らかくしたアンディーヴに、ハムを巻きつけ、たっぷりのベシャメルソースをかけてオーブンで焼くだけの簡単料理だ。子供たちはもちろんのこと、「重い料理はちょっと・・・」「ダイエット中だから・・・」なんてフランスの大人も大好物の家庭の味。ちょっと変化をつけるなら、ベシャメルソースにカレー粉を加えたり、ハムの代わりにスモークサーモンを使ってもいい。
ふっくらとした小さな白菜を思わせる姿形に、真っ白でほんのりと黄みを帯びた穂先が、楚々とした風情をみせる。生のシャキシャキとした歯切れを楽しむなら、くるみやロックフォールチーズと一緒にサラダにするのが一番。お好みでりんご、洋梨、オレンジ、グレープフルーツ、干しぶどうなどを加えたら、持ち味のほのかな苦味がフルーツの甘酸っぱさと調和して、爽やかで香り高い一皿となる。
また、肉料理の付けあわせにもぴったりだ。豚のローストや仔羊のソテーなど、ジューシーな肉汁をたっぷり吸って、とろけるような味わいに。作り方はいたってシンプルで、軽く蒸し煮した後、バターで炒めて塩、こしょうで味を調える。このとき少量の砂糖を加えてキャラメリゼすると、いっそう豊かな風味が引きたつ。
ベルギーはフランドル地方出身の伝統野菜アンディーヴ。ビタミンBとCをたっぷり含んだ、素朴な味わいが和みのひと時をもたらしてくれる。

材料【4人分】
アンディーヴ4個
洋梨2個
ロックフォール100g
生クリーム200ml
シブレット
粗引き胡椒
作り方
☆ 手でつまんで食べられる手軽なフィンガーフードとして、アペリティフやホームパーティーの万能レシピ。生クリームとスモークサーモンにデイルを飾っても色彩豊かな一皿になる。大皿に盛りつけて華やかに演出したい。

材料
アンディーヴ1kg
バター60g
牛乳500c、
小麦粉50g
すりおろしチーズ(コンテ、 ボーフォール、
グリュイエール、エメンタールなどお好みで)
レモン1/2個
ナツメグ
塩
粗挽きこしょう
砂糖
作り方
☆ アンディーヴのほろ苦さと、ベシャメルソースのまろやかさ、チーズの香ばしい匂いが一体となって、ついつい食もすすみます。