フランス・市場物語

トマト




↑ 色や形もさまざま。写真左端が “牛のハート”
 
イタリアではポモドーロ(黄金のりんご)と呼ばれ、フランスでもポム・ダムール(愛のりんご)の愛称をもつトマト。サラダやファルシ、煮込みやタルトなど使い勝手は幅広く、世界で最も愛される果物の一つ。最近は、年中手に入るようになったけど、夏が本番、今が一番美味しい季節です。赤・黄・緑・黒のカラフルな色合い、形だってまん丸やへちま形、“太っちょ”や“牛のハート”と呼ばれるユニークなものもあり様々。
例えば、濃厚な甘みをもつフルーツのような味わいのチェリートマトはアペリティフの人気者だし、トマトソースを一段と格上げするオリヴェットや、鮮やかな赤がサラダに映えるマルマンドといった風に、用途に応じて色んな種類を試してみたい。毎年この季節になると、どの料理雑誌もトマト料理の特集であふれるが、最近はジャムやソルベなど、トマトを使ったスイーツも人気。ごく薄いタルト生地に、バニラで香りづけしたフルーツトマトを並べて焼いた、デザート感覚の一皿も多く見かけるようになった。
レシピ
ガスパッチョ
材料
【4人分】
完熟トマト1kg、赤ピーマン1個、緑ピーマン1個、きゅうり2個(フランスの巨大きゅうりなら1個)、たまねぎ2個、セロリ1本、にんにく2片、食パン約100g、レモンの絞り汁1/2個、 トマトピューレ大さじ1、クセレス酢(もしくはワインビネガー)小さじ1、オリーヴオイル100cc、バジル8枚、塩、胡椒
作り方
1. トマトは湯剥きし、種を除いてざく切りにする。ピーマンは種を除き、きゅうりは皮を剥き、角切りに。セロリは根元だけ輪切りにして、にんにくとたまねぎはみじん切りにする。食パンは耳を落とし、適当にちぎる。
2. 1をミキサーにかけ、トマトピューレとレモンの絞り汁、クセレス酢、オリーブオイル、バジルの葉4枚、塩、胡椒をいれ、さらにミキサーにかける。あまりどろどろとしていたら水を加えて調節し、味を調える。
3. 冷蔵庫で2~3時間休ませ、きりりと冷えたら出来上がり。飾り用のバジルを添えて食卓へ、好みでタバスコを少々加えても美味しい。
レシピ
トマトのクランブル
材料
トマト1kg、マンゴー1個、バニラビーンズ1本、生姜1片、グリーンペッパー、バター40g、砂糖大さじ2
(クランブル)
小麦粉150g、バター100g、砂糖80g、塩1つまみ
作り方
1. トマトとマンゴーは皮を剥いて種を除き、一口大の大きさに切る。
2. バニラはさやから種を取り出しておく。生姜は千切りにする。
3. 鍋にバターをとり1を入れ、弱火にかける。木べらで混ぜながら、水分が蒸発したら、砂糖を加えキャラメリゼする。
4. 火からおろし、生姜、さやから取り出したバニラ、胡椒を加え、バターを薄く塗った耐熱皿にのせる。
5. オーブンを180℃に設定。その間にクランブルの生地作り。 ボールにクランブルの材料を入れ、指先で混ぜ合わせながらそぼろ状にする。バターが溶けてしまわないよう、すばやく作業するのがコツ。
6. 5を4にかけオーブンの上段で約20分、こんがりきつね色になるまで焼く。

☆バニラのアイスクリームを添えて、焼きたてのアツアツを食卓へ!
 クランブル生地にパン・デピスを加え、アスセントをつけるのもお勧め。