フランスのニュース

サルコジ夫妻に訴えられた航空会社
2008-02-06
アイルランドの格安航空会社にライアン・エアというのがあります。この会社、つい先日、パリジャン紙にサルコジとカーラ・ブルーニの2ショット写真を勝手に使った広告を掲載した。カーラ嬢の横に「ライアン・エアなら家族全員が結婚式に来れるワ」という吹き出し付き。
両人はすぐさま法的手段に。大統領はたんなる象徴として1ユーロの損害賠償を求めたが、妻のほうは50万ユーロ(約7780万円)ふっかけたというのだからさすがです。で、さっそく判決。いやー、裁判て時間がかかるもんだと思ったが、大物だと速いんですね。裁判所はライアン・エアに6万ユーロ(約933万円)の賠償支払いを命じた。
ただし、カーラ嬢はそのお金を全額、貧しい人々に食事を提供する慈善団体「Resto du Coeur(ハートのレストラン)」に寄付することを決めた。この団体はコメディアンの故コルーシュが創設、彼の友人の芸能人が一堂に会し毎年コンサートを行うなどして多額の資金を集めるので有名。カーラ・ブルーニも出演したことがあるが、「今年は出られそうにないので…」と寄付に至った。
さて一方のライアン・エア。性懲りもなく、今度はナポリ市を敵に回した広告キャンペーンをスタート。ゴミの山の写真をバックに「税金を払おう! ゴミのためでなく、ゴミから逃れるために!」のキャッチコピーが付いている。ナポリのゴミ問題は有名。処理施設の不足が原因だが、マフィアがゴミ処理業を牛耳っているため、行政側はうかつに手を出せないのが現状らしい。
確信犯的な広告戦略を展開するライアン・エア。大統領カップルを利用した広告戦略は、たった6万ユーロの追加出費で済んでここまで話題になったのだから大成功でしたが。しかしそれで調子に乗っちゃマズイかも…、今度は相手が悪そうですよ。
サルコジとオバマ
2008-02-05
きょうはスーパーチューズデーだそうで。アラ、スーパーの特売日かしら、なんて言ってるオカアサンはいませんよね。米大統領選(11月4日投票、ずいぶん先の話だなあ)に向けた民主、共和両党の候補者選びの天王山といわれる。風船、Tシャツ、バッジ、キャップが定番アイテムの非常に悪趣味な大イベントであります。
今回の注目は民主党で、元大統領夫人のオバサマ、ヒラリー・クリントンと、オバサマじゃなくてオバマさまが激戦を演じる展開。どっちが勝つか予想はさまざまだが、大西洋のコチラ側、フランスでは世論調査(CSA実施)でオバマ支持がクリントン支持を上回った。ちなみにオバマ氏の熱狂的な支持者のことをオバマニアというんですねえ。
しかし最近、フランス人にとって支持率といえば、当然のことながらもっと関心が高いのは自国の大統領のそれ。サルコジ大統領は最新のIfop調査で前月の53%から46%に支持率を下げている。派手なパフォーマンスが売りのアメリカンな大統領の底の浅さが芸能人との結婚騒ぎで浮き彫りになって幻滅、ってな感じか。
ちなみにオバマ氏はサルコジを「精力的で才能にあふれている。フランス特有の問題を新しい視点で見つめるやり方には驚嘆している」と高く評価している。民主党の指名が決まったら、フランスに会いに来たいとの発言も。そういやこの二人、すでにサルコジが大統領に決まる前にワシントンで会っているのでした。
民主党のデッドヒートの陰で注目が薄い今回の共和党予備選レースだが、マケイン、ロムニーの争いばかりに目がいって、ロン・ポールに対する話題がないのが気になるところ。マスコミは泡沫扱いで無視しているが、ネット投票では断トツなんですがねえ。ケネディ暗殺や9.11は政権内部の謀略、と公に発言している、言論の自由封殺がまかり通るアメリカでは実に貴重な存在。
大統領、魔性の女と挙式
2008-02-04
鶴田浩二じゃないが、好いた惚れたとケダモノごっこがまかりとおる世の中でございます。…こんなことを言う私も古い人間なんでござんしょうかねえ。イヤね、日本でも話題だという、フランス共和国大統領の再婚、いや再々婚が先週末、大々的に報じられたもんですからねえ。
サルコジ大統領が2度目の離婚をしたのは昨年10月。もちろん大統領在任中の離婚は前代未聞だった。それから間もなく昨年末には、今回の相手となった元モデル、カーラ・ブルーニとの交際が発覚。この二人、11月に広告業界のドン、ジャック・セグエラ(アバス社副会長)の家で開かれた晩餐会で知り合ったんだそうだ(ま、実は離婚前だったかも知れないケドね)。一度決めたら即座に実行に移さないと気が済まない「スピーディー・サルコ」、忙しい公務の傍ら、ディズニーランドデート、エジプト旅行とマメに立ち回り、ついに2月2日、大統領官邸エリゼ宮でゴールインと相成りました。エリゼ宮での挙式は、ナポレオン3世(1853年)以来なのですと。
ま、結婚式といっても3度目だし、相手もバツイチだし、ってんでわずか20分のスピード・セレモニー。その後は、家族やごく少数の友人とベルサイユの大統領別邸に向かいパーティーをしたそうです。ちなみにこのベルサイユの邸、サルコジが大統領に就任するまでは首相用だったんですがね、自分が使えるようにしてあった。何もかも手際がよい。
さあ、そろそろ、冒頭の「ケダモノごっこ」について触れましょうか。前述の通りサルコジは3度目の結婚。前妻セシリアと結婚したときも、ダブル不倫でした。カーラとの仲が取り沙汰される前は、ダティ法相との仲が怪しい、というのがもっぱらの噂だった。ま、ほかにもいろいろあるだろうが、さらに上手なのは新婦の方。
ミック・ジャガー、エリック・クラプトンとの噂は有名だが、アメリカの金満オヤジ、ドナルド・トランプとも関係があったらしい。「オヤジ転がし」と言われる所以だが、ヴァンサン・ペレーズとの噂もあるし、初婚の相手は10歳下の哲学者、ラファエル・エントヴェンだった。一子をもうけている。なんと彼の前はその父親(!)と付き合っていたというから魔性の女ぶりはハンパじゃない。ちなみにそのときラファエルは既婚者、つまり略奪婚だった。
カーラ嬢は当時ラファエルにはメロメロだったらしく、彼の名前をタイトルにした歌も作っている。そのころ「10歳下だって心配ないわ。むしろ安心。歳をとってからおじいちゃんの面倒を見るなんておぞましいもの」と発言している。今度の相手は13歳も上なんですがね。いくらジョギングで鍛えているとはいえ、もう15年もしたらオジイチャンですよ。それとも、サルコジさんもそのうちポイされるのでしょうか。おそらく魔性の女にとって「最大の魅力」であるのは彼の肩書き。でも一生大統領でいられるわけではありません。ヘタすりゃあと4年でフツーの人になり、魅力が褪せる可能性も。サルコジほどの相手ですら、たんなる腰かけなのでしょうか。そうなりゃこれがほんとのサルノコシカケ…。ついでに、スペインの雑誌がカーラ嬢のヌードを公開する、なんて話もあり、保守的な支持者はどんどん離れていきそうな気配。野党陣営の間でも、魔性の女の活躍に期待が高まる一方です。
ビンテージ・ビール登場
2008-02-01
フランスのカフェでギャルソンに「ビール」と注文したところ、早口でビールの名前を次々とまくしたてられ、どれにする?と聞かれ、何でもエエわいと思ったことはありませんか? フランスでビールといえば、ハイネケン、1664、クロナンブールなどが定番か。人気はやや落ちるがカールスバーグもある。デンマークのビールなんだそうですな。
そのカールスバーグが今年、なんと「ビンテージ・ビール」を売り出すという。ビールのビンテージなんて聞いたことがないですな。その名も「ヤコブセン・ビンテージNo.1 2008」という。ヤコブセンというのは創業者の名前。限定600本だそうです。気になるお値段は、2008年にちなんで2008クローネ。およそ4万2000円というからシャンパンより高いわい! じっくりと2年かけて製造した自慢の逸品だそうで、ビンテージというだけあってビンにも凝っているとはいうが…。味はビールというよりは、まろやかなシェリーに近いらしい。青カビのチーズと相性がよいとか。アルコール度数は10.5度。
ついでに言っておきますと、創業者の息子で2代目社長だったカール・ヤコブセンは、1913年にあの有名なコペンハーゲンの人魚像を市に寄贈した人物。名物だってんで観に行くと、あまりにちっちゃいんで(高さ125センチ)ガッカリするという例のアレです。かの東海林さだお先生は、シンガポールのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧とともに「世界三大がっかりモニュメント」に挙げている。ビンテージ・ビールも飲んでみたらガッカリ、だったりして。ま、コレが買えるようなお金持ちはそんなこと気にしないんでしょうけど。
生まれたままの姿で空の旅
2008-01-30
本日は×××エアラインをご利用いただき誠にありがとうございます。当機は間もなく離陸いたします。ベルト着用のサインが消えるまでは、まだ衣服をお脱ぎにならないようお願い申し上げます…。
飛行機の中で服を脱いでもEじゃん! とばかりに、旧東独のチューリンゲンはエアフルトにある「OssiUrlaub」なる旅行会社が発表した新手の旅行プラン。バルト海に浮かぶウセドム島までの日帰りヌーディスト・ツアーでございます。行きの飛行機からヌーディスト気分が満喫でき、帰りもその余韻を味わうことができる、って何がイイんだか…、イイんです!
旅行会社の社長サンによりますと、ドイツ、それもとくに旧東独では、ヌーディズムは憧れのバカンスの過ごし方なんだとか。そういえば、南仏のヌーディスト・ビーチもドイツ人でいっぱいと聞いたことがあるな…。チャーター機で行くこのツアー、日帰りのくせに499ユーロ(およそ8万円)と高め。出発は7月5日の1日のみ、50人限定で1月31日から予約を受け付けるとのこと。
どうですか、オトウサン、一生の思い出に、スッポンポンの空の旅。なお、スチュワーデスさんは制服を着たままだそうですので、悪しからずご了承のほど。
サルコジの恋の行方は?
2008-01-29
もういくつ寝るとお正月。いや、旧正月ね。中国人が世界中でバンバン爆竹を炸裂させる時期ですよ。今年は2月7日。ついこのまえ年が明けたと思ったら、もう1月も終わりに近づいておるわけです。きょう1月29日、どんな日かというとですね、ミュージシャンの成毛滋(なるもしげる)、宇宙飛行士の毛利衛(もうりまもる)といった毛のついた名前の方々の誕生日です、こりゃめでたい。
フランスでいうと、ピレネー山脈できこりをしていたという(真偽については諸説あり)アンドレ・ルネ・ルシモフが心不全で亡くなったのが1993年1月29日。人間山脈の異名をとったビッグなフランス人レスラー(身長223cm)、アンドレ・ザ・ジャイアントであります。またフランスでいちばんビッグな学術団体、アカデミー・フランセーズが発足したのが1635年1月29日。
ついでにきのう1月28日は、パリ郊外サンドニにあるビッグな競技場、スタッド・ド・フランスがオープンして丸10年。そして、認めたくなくとも現在のフランスでいちばんビッグな男(体格のことではないです)、ニコラ・サルコジの53歳の誕生日でもありました。
その大統領、今年は再婚か?などと騒がれております。お相手はご存知のように元モデルで歌手のカーラ・ブルーニなんですが、日曜紙「ジュルナル・ド・ディマンシュ」によりますと、この2人の相性を占ったある有名占星術師がその結果を大統領に知らせようとわざわざアメリカからやって来たというんですな。メレディット・デュケーヌというアメリカで活躍するフランス人の女性占い師。占いの結果は…、2008年はふたりにとって「熱い」年になるとか。いいじゃありませんかって? いや、情熱のサインは出ているものの、騒動もついてまわる、という1年らしいのです。そして…、来年9月には破局を迎えるとの予測も。
ま、大統領の恋愛運がどうなろうと知ったこっちゃないのですが、筋金入りの合理主義者に見えるサルコジが、これまで何度かこの占い師に見てもらったことがある、という事実にはビックリしましたな。
富士山2ツ分! 世紀の不正取引
2008-01-28
先週からひとりのフランス人が世の中を騒然とさせております。なんや、サルコジがインド(公式訪問先)でなんかやったんかい、こっそり同伴させた恋人が見つかったとか? 違うか。 では例のスパイダーマン(世界の高層ビルを素手でよじのぼるお騒がせ男)がついに落っこちましたか。いやいや、それどころか、世界の株価が落っこちるほどのもっと大きな出来事でして。その男の名はジェローム・ケルビエル。31歳のトレーダーで、大手銀行ソシエテ・ジェネラル勤務(そしてクビに)。ま、すでにご存知だとは思いますが、不正取引で勤め先に49億ユーロという巨額の損失を被らせてしまったお方。日本円にして7718億円というから、エート、これを万札で積み上げでですね、高さがだいたい富士山2ツ分、なんかよけいわかんなくなりましたね。
ソシエテ・ジェネラル銀行が行員による不正の被害にあったことを発表したのは先週木曜日(24日)。その2日後の26日に警察がケルビエル氏の身柄を拘束して取り調べを開始し、期限を延長していまなお行われている。
はたしてたったひとりのトレーダーが、金融機関が設けるリスク監視の網の目をかいくぐり1年以上にわたってこれほど巨額の不正を続けることが可能なのか、などといった疑問の真相(ま、表向きも含めて)がこれから徐々に明らかになるハズだが…。まずは、検察によると、容疑者が不正をはじめたのは2005年末にさかのぼる。はやくも銀行側が発表した2006年末と1年も開きがある。また容疑者は、たったひとりでとった行動と話している一方で、取引が利益を着服するためでなかったことも主張している。では、なんのために? ただただ会社(ソシエテ・ジェネラル)の利益を上げるためだと…。銀行はほんとに知らなかったのでしょうか? なおこのケルビエル氏、「着服していない」証拠(?)に花形トレーダーとはほど遠い存在だったらしいが、一夜にして世界でいちばん有名な(元)トレーダーになった。ウィキペディアにも「ジェローム・ケルビエル」の項目が登場しております。お母さんが美容室を経営していたとか、本人が柔道歴8年だった、なんてことも明らかになっている。
毛髪の将来を占う新テスト
2008-01-16
薄毛人口800万人、成人男性の4人に1人が薄毛といわれるフランス。堂々たるハゲ紳士たちの国という印象があるが、いやいや、実際はけっこう気にしているヒトが少なくないようなのです。その証拠にハゲ治療の最新情報はテレビのニュースにもよく登場する関心の高い話題。
さて年明けの薄毛界を揺るがす一発目のニュースは、大西洋の向こう側アメリカからやって来た。その名も「ヘアーDX」なるバイオ技術の会社が、若ハゲになる可能性をDNAを用いてチェックする新種のテストを商品化したというのです。インターネットで申し込んでから、自分の唾液を郵便で送ると、40歳までにどこまで毛がなくなるかを診断してくれるんだって。
薄毛の主因は遺伝というのが医学的にほぼ定説となっているが、オジイチャンやオトウサンには毛があったのになぜ俺だけ!?という方もいるはず。しかし遺伝というのはそんなに単純なものではないのであって、DNA中の薄毛因子を調べるのが「運命」を知るもっとも確実な方法。ちなみにお値段は149ドル。ハゲも早期発見が肝心? いや、この会社、40歳までにハゲる、との診断が出ても治療まではお世話できないと断っています。
恥ずかしい写真が流出
2007-12-20
サルコジ大統領のデート写真が話題になった今週。前夫人との離婚が成立したのですから、誰と何をしようがまったく自由なんですがね。相手が元モデルで歌手のカーラ・ブルーニ、デート先がディズニーランドってのがなんかフランス共和国大統領らしからぬ軽薄ぶりで…、大きなお世話なんですが恥ずかしくなりますわ。ちなみに年の差13歳、身長差も13センチ…。お隣の国々のメディアも、この身長差のことや、お相手が数々の有名人と浮き名を流した「男コレクター」であること、などで薄笑い気味の報道。
ミック・ジャガーのあとがサルコジかよ、権力というエロティシズムに屈服した女、さすがサルコジは派手好き、スピーディー・サルコは手も早い、などといった揶揄のオンパレードであります。中には、人権問題や過去の国家がらみのテロの疑いには目をつむり、原子炉や兵器を買ってくれるお客さんとしてリビアのカダフィ大佐をうやうやしく迎え、言いたい放題を許したことから目をそむけさせるために仕組まれた報道、なんていう指摘もある。
過去のフランス大統領も愛人問題の2つや3つくらい当然あったが、ほじくり返すのも野暮、ってな扱いだった。相手が相手だけに報道しても面白い話題になりようがなかったし。ところが時代は変わってフランス人も軽薄化。政治家がテレビ受けをまず念頭に置き、国民も刺激のある話題にパッと飛びついてはすぐ忘れるという時代。
さて、そんな中、国民の人気ナンバー1のスポーツ選手、競泳のロール・マノドゥ嬢もスキャンダルの渦中に。よりにもよって、「恥ずかしい写真」がインターネットで流出してしまったのでした。当然、最近別れたイタリア人のボーインフレンド、ルカ・マリンが真っ先に疑われたが、「無関係」を主張している。
パリスからメルケルさんにヘア・アドバイス
2007-12-07
今年も残りわずか。フランスは、スト、暴動、爆弾事件と続き、どうやら平穏な年の暮れとはいえないようで。
1人が死亡する悲劇を生んだ6日の小包爆弾事件は、サルコジ大統領が弁護士時代に務めていた事務所と同じ建物にある別の弁護士事務所が標的に。おまけにこの建物には、ユダヤ人のホロコースト記念財団も入っているとかで、これは「サルコジ=ユダヤ・ロビー」を狙った犯行か、なんていう見方もあったが、容疑者特定でどうやら個人的な恨みという線が濃厚になってきた。 狙われた弁護士事務所が入居する建物が、サルコジ大統領やユダヤ系財団と関連があったのは偶然だったのか。つい最近、サルコジが訪問を予定していたアルジェリアの大臣が、「サルコジ=ユダヤ・ロビー」説を大っぴらに語って問題になっただけに、騒ぎが大きくなったのでした。
そのサルコジ大統領、アルジェリア訪問を無事に終えたあとも、忙しく動き回っております。爆弾騒ぎで揺れた6日、大統領官邸にドイツのアンヘラ・メルケル首相を迎え、カメラの前で仲のよさをアピール。会談のあとは、2人でグランパレ(美術館)を訪問し、パリ市内のレストランで夕食も共にしたという。
さて、話題をメルケルさんに移しますと、この方、超人気タレントに「非常に美しい女性だと思うわ」とお褒めの言葉をいただいておる。アメリカの女性誌「ヴァニティー・フェアー」が行なった「世界に影響力のある女性」をテーマにしたインタビューで、答えているのはオトウサンも知っているあのパリス・ヒルトン嬢。外国の政治家の名前をちゃんと知っているなんてちょっと驚き? でも東欧出身で国内でも「ダサイ」と評判の悪いメルケルさんのヘアースタイルについては注文があるようで、「ブロンドのメッシュを入れたらどうかしら?」と親切にアドバイス。オトコ中心の社会で活躍する女性にも、お色気は必要、というのが彼女の持論らしい。「アタシもォ、女性実業家としてかなり成功してるけどォ、自分の女らしさを隠したことはないしィ」だそう。ついでに「オトコに依存しないことが大切じゃない? 世界のすべての女性に自立してほしいわけェ」とのたまっておる。おじいさんのヒルトン卿から推定60億ドルの遺産を相続した小娘に「女性の自立」なんて説かれたくないワ、というオカアサンのキモチ、ハイ、よくわかります。
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