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フランス、パリの最新ニュースや、気になるお店、美味しいレストランなど、フレンチ・コードのステキな情報を下記のような形式でお届けいたします。

vol.128
2010.10.19 なぜストが続くのか?


FRENCH-CODE NEWS vol.128  2010.10.19
http://www.french-code.com


ご無沙汰していました。サイトリニューアルのためしばらくお休みし
ていたニュースレター、催促のメールもいただき(嬉しいです)、
リニューアルまでまだ少々時間がかかりますが、再開させていただき
ます。今週はご旅行の方も在住者も気がかりなスト情報。どっちみち
法案可決は間もなくなので、今週中に決着がつくはずです。

今週もフレンチ・コードをよろしくお願いいたします。

長谷川たかこ


▼ 今週の更新情報

・「市場物語・シャルキュトリ」
http://www.french-code.com/marche_charcuterie
種類もうまさも千差万別、シャルキュトリはフランスで根強い人気。

・「たかこ&猫沢のシネマ往復書簡」
http://www.french-code.com/cinema135
女性三代が繰り広げる、愛とルーツのミステリー。
Meres et Filles-隠された日記~母たち、娘たち。

・「美味しいパリ」
http://www.french-code.com/table_rusty
意外と見つけるのが難しい、パリで美味しいイタリアン。

・「モンサンミッシェルとブルターニュの1日」
http://www.french-code.com/decouvrir0092
モン・サン・ミッシェルとブルターニュの田舎町をまわるツアーに
参加されたお客様の声をご紹介します。

・「稽古deパリ」
http://www.french-code.com/keiko06mf
パリのアパルトマンでお料理教室。10月のスケジュール。

・「フレンチ・コード ブログ パリのふつうの生活」
http://frenchcodeblog01.blog107.fc2.com/
気になるニュース、お薦めの映画、おかしな友達、子供の暮らし・・・
長谷川たかこが見たパリのふつうの日常をお送りします。


★ コーダリー ニュース

街はすっかり秋めいて、風が冷たく感じられるようになりました。
夏の日差しに疲れたお肌を、コーダリーでいたわってあげましょう。
コーダリーの特許成分レスヴェラトロルの働きで、シワを予防し、
肌の弾力を蘇らせる「ヴィネクスペール」がおすすめです。

ヴィネクスペール シリーズ
http://www.caudalie-japon.com/?mode=cate&cbid=154167&csid=0

コーダリー3つの特許について
http://blog.caudalie-japon.com/?day=20091204

コーダリー(CAUDALIE)は、フランス、ボルドーのブドウ畑から誕生
したスキンケア化粧品。ブドウのポリフェノールの恵みで、肌にハリ
とみずみずしさをもたらします。

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【今週のパリ・気になる話題】

■ なぜストが続くのか?

9月7日、23日、10月2日、12日、16日、次は19日・・・年金制度改正に
反対するストとデモは、益々頻繁になっている。サルコジ政府が全く
歩み寄らないまま、法案の可決が迫っているので、反対派のヴォルテ
ージが上がっているのは当然だけど、何故、これほど反対するのか?

9月7日、新年度最初のストのときは、各国の新聞が、
「平均寿命は延び、世界経済はぐらついている。どうして2年余計に
働くのを拒めるのか?」
「定年60歳、有給休暇5週間、週35時間労働!フランス人は甘やかさ
れている。泣き言をいうのをやめて働くべきだ」
と批判したけど、現状はちょっと違っている。

高齢化社会に対応して年金制度改正が必要なことはフランス人だって、
野党だってわかっている。その現実に目をそむけてまで“働きたくな
い”というほどアホでも怠け者でもない。問題は改正案の内容だ:

-現在、停年する権利のある年齢が60歳、これが改正案では62歳になる
が、年金を100%もらうためには67歳まで働かなくてはならない(「67
歳ったら四捨五入して70歳。うっそー!70歳まで働くの?!」)

-高齢の人が増えるにつれて一人分の年金が減るのは致し方ないが、
それが労働者階級から削られている(「またサルコジが金持ちを優
遇する!」)

という反対派の論点を聞くと、そりゃ反対するのはもっとも、と言いた
くなる。現に、交通、学校(先生がスト)、郵便・・・などで迷惑を蒙り
ながら、フランス人の70%がストに賛成している。


■ なぜ高校生がストをするのか?

「おばあさんが孫と歩いていました。「あんたの歳にはわたしゃもう
働いていたよ」とおばあさん。

「あんたの歳にはアタシはまだ働いているのよ」と孫・・・」

若い子たちにとって年金制度改正はこう要約されるのだ。

さらに若者にとって大きな懸念は失業。今でさえ新卒の失業率が高い
というのに、67歳まで居座られたら、自分たちはどうなる?これに対
して政府が何の解決策も示していない。

というわけで、いくつかの(全国で360)高校の正門はゴミ箱でバリケ
ードされ、デモ隊に高校生が混じっている。働き始める前から「67歳
までなんて働きたくない!」とデモる若者たち・・・やっぱり仕事に対す
る概念が、日本と違いません?


■ テロの危険は本当?

お店に入るときバッグの中を調べられる、メトロの主要駅に武装警官が
ウロウロしている、そして定期的にオルトフ内務相が「テロの危険が高
まっている」と呼びかける。

普通、テロの危険は、国民がパニックにならないように、具体的な事実
-例えば容疑者が逮捕された-がない限り極秘にされているものだ。そ
れを何故、予告電話があった(そんなの毎日のようにあるだろうが)く
らいで騒ぐのか?

「国民はそれほど騙されやすくはない。テロ対策は極秘で、こんな風に
大声で警戒を呼びかけるようなものではない。それも偶然のように、政
府への不満が高まっている時に・・・」

というのは社会党No.2のセゴレーヌ・ロワイヤル女史だけではなく、大
手メディアも以下のような意見なのだ:

年金制度改正反対、ロマ人送還問題、ベタンクール事件(ロレアル相続人
の大富豪マダムと政府の癒着スキャンダル)・・・で、失点を重ねているサル
コジ政府が、テロの危険を大げさに報道することで、国民の関心を逸らせ
ようとしている・・・

もうひとつ、ハイジャックなど何かあった時に、「危険が高まっているっ
て言わなかったじゃない!」と国民から非難されないように、政府自己
防衛だという意見も。

いずれにせよ「国民をテロの危険から護るサルコジ政府!」とアピール
したかった(らしい)大統領の企みは見破られているようだ。


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