FRENCH-CODE NEWS vol.33
2006.11.16
【今週のフレンチ・コード】
歩道を敷き詰めた落ち葉を踏みながら歩くと「秋深し」と感じます。焼き栗屋さんもちらほら。フレンチ・コードは先週、念願の引越しをして、北マレに移りました。広いワンフロアに美術書の出版社や建築デザイナーが同居していて、パリの高田賢三の御殿を作った建築家はお隣さん。壁がないので騒がしいのは否めませんが、いい感じです。モードなブティックが並ぶ通りが歩いてすぐなのが、便利といおうか、危険といおうか・・・
マレから発信、フレンチ・コードを今週もよろしくお願いします。
編集長 長谷川たかこ
【お詫び】 11月9日発行のニュースレター(FRENCH-CODE NEWS vol.32)が一部の読者に複数送信されるというトラブルが発生してしまいました。皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう、スタッフ一同注意してまいります。これからもフレンチ・コードをどうぞよろしくお願いいたします。
▼ 更新情報
・「フランスのニュース」
http://www.french-code.com/news.html
ほぼ日刊でフランスの気になるニュースをお届けします。記事提供は、フランス初の毛髪情報サイト(!)俺の毛ドットコム(
http://www.orenoke.com)。
・「猫沢シネマ」
http://www.french-code.com/cinema006.html
パリと日本で活躍中の猫沢エミさんによるパリのシネマガイド第6弾。
センチメンタルなこの季節におすすめの映画は・・
■ 地元では不人気
「今年のはどう?」「うーん、バナナの香りと・・・」55年来、毎年繰り返される質問と答え。そう、ボージョレ・ヌーヴォーが木曜日に到着だ。今年はほんとうに当たり年らしい(去年もそんな話、聞いたけど)。めちゃくちゃ暑かった7月がブドウを熟成させ、雨の多い肌寒い8月が熟成しすぎるのを抑え、9月の太陽がその遅れを取り戻した。生産者に言わせると果実と花の香り豊かで去年のより美味だとか。いまや11月の第3木曜日に世界中で話題になり、5000万から6000万本の総生産量のうち1200本が日本に飛び立ったというから、日本での人気のほどが伺える・・・というのに、ボージョレ・ヌーヴォーと聞くと顔をしかめるフランス人が多いのはなぜか? まず、「カウンターで引っかけるワイン」、つまり安酒であるから。リヨンでは昔、ボージョレ(ギャメイ種のぶどう)は御者が飲むもので、ご主人はピノ種のブドウのワインを飲んでいたそうだ。また歴史家に言わせると「ボージョレ・ヌヴォー到着!」とカフェに貼られるポスターは、戦争直後、食料品店に貼られた「マーガリンと石鹸到着!」などのチラシにインスピレーションを得たものとか。つまり、チープなワインに大騒ぎするな、という「しかめ面」だ。つまり、ボージョレをバカラのグラスで味合うなんてもってのほか!である。というわけで、地元では「話の種にカフェで一杯」という人はいても、待ちかねているという人にお目にかかったことはない。
■ サンリオ、フランス上陸
「お待たせしました!フランス初めてのサンリオショップが10月21日、パリにオープン。1960年、辻信太郎氏によって創立されたこの会社は《可愛い》キャラクターの発信地です。」と報道されたキティちゃんの路面店第一号。場所は16区(12 rue Guichard)。47?のブティックにはキャンディ、 文房具、バッグ、服、コスメからヴィクトリア・クチュールによるカシミアニットまで500種のキャラクター商品が揃っている。最初は中学生、高校生が夢中になっていたエロキチ(Hello Kittyをフランス人が発音するとこうなる)、今ではファンに年齢はないそう。そういえばカフェで隣にいたシックなマダムのハンドバッグから突然キティの小銭入れが出てきたときはのけぞった。MangaやTunamiのように、Kawaiiもそのまま使われるようになったし、国境も年齢も飛び越えたキティちゃんの人気、不思議です。
http://www.madmoizelle.com/actu/actu_hello-kitty-sinstalle-a-paris_2006-11-13.html

フレンチ・コード
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