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FRENCH-CODE NEWS vol.34

                                          2006.11.23


【今週のフレンチ・コード】

「君、日本人?僕は中目黒で生まれた」と自称するヘンなフランス人のオジサン、確かに日本語が上手く「今JTBの添乗員と焼き鳥食べてきた。マズカッタね」。知らん顔で通り過ぎようとすると「パリに住んでる日本人、イジワルね」ちょっとギクッとすると、すかさず「コーヒーでも飲まない?」。オペラ界隈で日本人に声をかけるこのオジサン(もう会いました?)明るい引っかけに見えるけど、お茶など付き合わぬようご用心!
今週もフレンチ・コードをよろしくお願いします。

編集長 長谷川たかこ


▼ 更新情報

・「フランス人のプロフィール」
http://www.french-code.com/rencontre_006.html
エルメス、シャネル、カルティエ、バカラ・・・そうそうたる顔ぶれのクライアントを持つ会社の経営者インジー(弱冠30歳!)に話を聞きました。

・「パリジェンヌの秘密」
http://www.french-code.com/beaute_skeen.html
アンチエイジングに注目したドクターズ・コスメの店Skeen+。
男性用として始まったブランドだが、女性ファンも急増中。




■ モードは拒食症の責任者か?

21歳のブラジル人モデル、アナ=キャロリナ・レストン マカンが拒食の果 てに死亡した事件は、フランスで社会問題に発展している。174cm、40kg、 りんごとトマトしか食べなかったというこのモデルは、日本でジョルジュ ・アルマーニのカタログに参加し、「すごく疲れて」ブラジルに帰国し、 撮影でパリに発つというところ、腎不全で死亡した。今回の事件で非難の 矛先を向けられたモード界は、自分たちのせいにするはお門違い、と反論 している:シャネルの広報担当は、「拒食症は社会問題で、モード界にだ け責任があるのではない」。パリ・オートクチュール協会のグランバック 会長は「社会の変化が、ファッションに反映されるのであり、ファッショ ンが原因を作り出しているのではない」・・・
拒食症は19世紀の終わり、つまり痩せていることが流行ではなかった時代 に生まれた病気だそうだ。 近年、拒食症患者は増加の一途をたどり、フランスで現在4万~5万人と 言われ、その10%が死に至る。もうちょっと痩せたい、とはきっと女性の (男性も)過半数が願うこと。これは「綺麗になりたい」と同じく自然な 願望だ。その何%かが、「自分に食べることを禁じる」拒食症という病気 に至る。「痩せているのが美しい」という風潮と、ランウエィを闊歩する モデルの姿が、その分母を増やしているのは否定できないと思う。ELLEは やせすぎのモデルは使用しない方針にしているそうだ。モード界が、175cm 50kgばかりじゃなくて、もっと普通の体型に近いモデルを使ったら、この 傾向に歯止めをかけられるのではないか?ゴルチエみたいに100kgのモデル を使えとはいわないまでも(しかしゴルチエはスゴい!)・・・ちなみに身体 指数は体重÷(身長の二乗)、結果が18以下の人はご用心だそうです。



■ ボンドガールはフランス人

「ベアルネーズソースを作るのがセックスと同じくらい上手、黄金色の髪、 グレイの瞳、聖人を地獄に落とす微笑み、完璧なボディ、抜群のユーモア センスとエレガンス・・・」イアン・フレミングは著作の中でボンドガール をこう描写している。最新作『007カジノ・ロワイヤル』のボンドガール、 エヴァ・グリーン。イギリスかアメリカ人を思わせる名前だけど、実はし っかりフランス人。母親はマルレーヌ・ジョベール、昔の話だけど、『雨 の訪問者』でチャールス・ブロンソンと共演した、ブロンド、ショートカ ット、ちょっと陰のある可愛い顔立ちの女優だ。『カジノ・ロワイヤル』に 登場するのが、ボンドの魅力に悩殺されている従来のボンドガールと違 い、ボンドと対等にやり合う役柄なので引き受けたというエヴァ・グリー ン。ボンド役ダニエル・クレッグは、彼女の美しさや演技だけでなく完璧 なブリティッシュ英語を絶賛しているという。そのダニエル・クレッグは、 従来のボンドと違いブロンドであることや、不良っぽいルックス(今まで 悪役が多い)を非難されたが、その悪っぽさがかえってセクシーな魅力。 フランスでは今日封切りの『007カジノ・ロワイヤル』、絶対見るぞ!

http://www.evagreenweb.com/


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