FRENCH-CODE NEWS vol.43
2007.02.01
2月1日から、病院、学校、会社など公共の場所での喫煙が禁じられます。
といってもすでに「暗黙の禁止」で、私のいるオフィスでは、みんな外に
出て行って吸っていました。70年代までフランスでは懲役のとき、毎日タ
バコ1箱が支給されていたそうで、「特別吸いたくもないのに、せっかく
もらったからと吸い始めて、やめられなくなった」という被害者の声も聞
きました。値上げに値上げでタバコは平均5ユーロ(750円!)、10代の
抑止にはなっているようですが、高い!私は日本で買っています。
今週もフレンチ・コードをよろしくお願いいたします。
編集長 長谷川たかこ
▼ 今週の更新情報
・「フランス田舎を発見」
http://www.french-code.com/decouvrir009.html
ユネスコの世界遺産としても名高いモン・サン・ミッシェルと、ブルターニュの名所を訪ねる旅。パリからモン・サン・ミッシェル行きのバスツアーもありますが、TGVを使えばブルターニュまで片道約2時間。モン・サン・ミッシェルだけでなく、ブルターニュの名所も訪ねられ、有意義な観光ができます。
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【今週のパリ・気になる話題】
■ ポンピドー・センター30歳
「製油所」「チューブのお化け」など、ありがたくないあだ名を付けられたポンピドーセンターが1月31日に30周年を迎えた。1977年の同じ日、
除幕式を行ったジスカール・デズタン大統領も、このセンターの姿に懐疑的だった。ロレンゾ・ピアノ、リシャール・ロジェがデザイン・設計した赤・緑・青の建物は、30年間で、ブラジルの人口に等しい1億8000万の入場者を迎え、エッフェル塔につぐ人気とか。エッフェル塔も建った当時は悪評で、取り壊し寸前までいったし、エミール・ゾラは「醜悪な鉄の塔」を見ないためにエッフェル塔に登っていたという。今ではパリのシンボル・ジュエリー、1時間ごとイリュミネーションで輝くときなど、飽きるほど見た住民でさえ足を止めて眺める。
個人的には、ポンピドー・センターはいくら月日が経っても「美しい」とは思えない。2008年にはフランス北東部の都市メッツに、その後はアジアに2号、3号館を計画しているそうだ。
■ 漫画ますます元気
1月25日~28日まで開催されたアングレーム国際バンド・デシネ フェステ
ィバル。ヨーロッパで一番大きな漫画フェスティバルで、ヨーロッパ各地、
そして日本から出版社がスタンドを出す。今年は寒波だったけど晴天で、
また子供から大人まで人気の漫画家ルイス・トロンダイムがプレジデン
トを務めたせいか20万人が訪れた。
フェスティバルのフィナーレは、各賞の発表。最優秀アルバム賞に水木し
げる氏の「NONNON BA」(のんのんばあとオレ)が輝いた。一時のブームで
はなくひとつのジャンルとして地位を確立したMANGA。フランスのバンド・デ
シネ市場総売上の30%を占めるというから大したものだ。
世界的な人気を博する息の長い漫画家が選ばれる、アングレーム市グラ
ンプリは、アルゼンチン人のジョゼ・ミュノス(63歳)。バンド・デシネで
は珍しいモノクロの画は強いインパクトで、影響された漫画家も多い。同
じくアルゼンチン人のシナリオ作家、カルロス・サンパイヨと組んで(ミ
ュノス&サンパイヨ)、また90年からは推理小説作家ジェローム・チャー
リンと組んで、アルバムを発表した。

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