FRENCH-CODE NEWS vol.49
2007.03.14
最初はセゴレーヌ・ロワイヤル女史が盛り上がり、次いで彼女の「具体的な政策の欠如」でサルコジーが上昇し、この2人の争いになるかと思いきや、中道政党UDF党首フランソワ・バイルーが予想外の急浮上。気をもたせ続けたシラク大統領が「国民の皆さんを愛しています」という感動的演説で不出馬を表明・・・大統領選挙戦は、某ニュースキャスターの言うとおり「最近、退屈していたフランス人にとってこの上なく面白いエンターテインメント」のようです。
今週のフレンチ・コードも面白く読んでいただけたら嬉しいです。
編集長 長谷川たかこ
▼ 今週の更新情報
・「フランス田舎を発見」
http://www.french-code.com/decouvrir010.html
ブルゴーニュでゆったりワインの悦楽と豊かな歴史に酔いしれる2泊3日。
ワインカーヴでのデギュスタシオンはもちろん、ヴィノテラピー(ワインテラピー)マッサージも体験できます。
・「美味しいパリ」
http://www.french-code.com/table_gourbipalace.html
BOBO(ブルジョワ・ボヘミアン)が日夜出没するサン・マルタン運河の近くにある、今、パリで最も話題のクスクス料理店を紹介します。
・フランスのニュース
http://www.french-code.com/news.html
フランスで報じられる毎日のニュースより、気になるニュースをピックアップしてお届けしています。
【2007-03-14】フランス人とセックス
【2007-03-13】ポスト・シラク時代へ
【2007-03-07】仏サッカーに注目せよ
【今週のパリ・気になる話題】
■ 私の唇、好き?
シャネルの新しい口紅、ルージュ・アリュール。ボールペンのようにプッシュして出すシステムも新しいが、そのコマーシャルが画期的。ベッドでシーツを巻きつけたブリジット・バルドーがミッシェル・ピコリに、「私の身体が好きか知りたいの」と聞く、ジャン・リュック・ゴダールの「軽蔑」のワンシーンを再現している。「えー!BBは動物愛護にせいを出すおばあさん、ピコリも70歳すぎじゃない!」と驚くあなた、ご安心ください。モデルはかってのBBの小悪魔的魅力を持つ、ジュリー・オルドン。台詞は「私の唇が好きか知りたいの」だ。広告は、映画ポスターの形をとり、シャネルの口紅では初めて、テレビCMでも登場する。「神話的なシャネルの口紅を、ヌーベルヴァーグの神話的映画と組み合わせ、より深いメッセージにしている」と広告業界でも評判らしい。
http://www.dailymotion.com/video/x1d782_le-rouge
■ 危険な(?)ブランド・ポスター
引き続き広告のお話。サングラスの上半身裸の男性が、女性を床に押し付け、その後ろで4人の男がその様子を眺めているドルチェ&ガッバーナの広告が、スペインで物議をかもした。押し付けられている女性の苦悩の表情、背後で見ている男性の冷たい視線が、男性優位、女性蔑視のメッセージを送っていると、政府機関であるスペイン女性学会と消費者協会がそろって抗議。ドルチェ&ガッバーナはこの広告をスペインから撤退、間もなく母国イタリアでも同じ抗議がでたので、全世界で中止することに決定した。挑発的なことが好きなこの2人、「最近のスペインは検閲が厳しすぎて、自由な表現ができない。全然意図していないメッセージまで深読みして過剰反応を示す」とご不満だ。
そして今度はジョルジオ・アルマーニおじさま。口紅を塗った小さい女の子が2人笑いかけている子供服に広告に、やはりスペインでクレーム。小児愛やそのためのセックスツアーを奨励するもの、という理由。そういわれてみると、どちらも素直に「このブランド素敵!」とは思えない不健康さが漂う。
娘の小学校の近くに工事中の建物があって、銃をこちらに向けている中東の青年のポスターが貼ってあった。その前を通るたびに娘や友達が「銃が自分に向けられているように見える」と怖がった。数日後、誰かが外していてほっとしたけど、映像の与えるイメージって要注意ですね。
ドルチェ&ガッバーナの広告
http://rebekbek.unblog.fr/2007/03/07/dolce-gabbana-la-pub-interdite/

フレンチ・コード
http://www.french-code.com

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