去年の冬、サン・マルタン運河沿いにSDF(住居不定者)のテントがずらりと並んだ光景はテレビや新聞に何度も登場したが、その冬がまた近づいている。オーギュスタン・ルグラン(中世の王様のような名前だ。本業は俳優)率いる“ドン・キホーテの子供たち”(やっぱり中世っぽい)というアソシエーションが、国家権力でSDFの問題を片付けることに反対し、テントを並べて彼等を収容したのだ。ところが、火曜日、住居問題大臣のクリスティーヌ・ブータンが、ルグラン氏に官房に加わらないかと提案。彼は政府がSDFに対する約束を守らないことを非難し、そのお誘いを蹴った。そして今年も、今度はPont des Arts(ポン・デ・アール、サンジェルマン・デプレ近くの美しい橋)にテントを並べ、示威運動を続けそうだ。