美味しいパリ

カール・マルレッティ

最近、パリのレストランやお菓子屋さんで働く日本人がほんとに多い。1件に1人はいるんじゃないかと思うほど。手先が器用で、黙々と仕事をこなす日本人は重宝されるに違いない。友人のH君もその一人。彼が働くのはムフタール通りを下りきったところにある人気のパティスリー、カール・マルレッティ(Carl Marletti)。マルレッティ氏は、インターコンチネンタルにあるカフェ・ド・ラ・ペでシェフパティシエを勤めた後、ここに彼自身のお店を開いた。オープンして1年とちょっと。ちなみに、神戸と横浜で働いた経験もあるそう。
お勧めは、ミルフィーユ。バニラやプラリネなどフレーバーは4種類。定番のバニラを試したが、しっかり厚みのあるパイ生地となめらかなクリームは食べ応えがあって、文句なくおいしい!それから、ブティックがある通りの名前にちなんだ Censier(ソンシエ) というチョコレートのケーキ。濃厚なチョコレートムースと、お米でできた生地のパチパチはじける食感が不思議とあう、ユニークなお菓子。「あーこの食感、子供の頃に食べたお菓子と一緒!」と、あと味を懐かしがる人も多いはず。このパチパチ感をシンプルに堪能したい方は、チョコレートのタルトをどうぞ。その他、チョコレートやフルーツを使ったヴェリーヌも気になるところ。エクレアやマカロン、手作りジャムなども定評がある。ミルフィーユは3.8ユーロ~、タルトは3.2ユーロ~。お誕生日やお祝い事など、大きなサイズのケーキは注文に応じて作ってくれる。
柔らかいグレーの外観がステキなお店には、黒のショーケースが配されモダンでシックな印象。店先にテーブルがあり、ここで軽くお茶もできる。店内に飾られている花は、マルレッティ氏の奥さんの作品だそう。「彼女のお花屋さんが、歩いて数分のところにあるから行ってみて」とカードを渡された。花屋の名前は「Lily Valley」。ん?そういえば、ショーケースのなかに「Lily Valley」と名づけられたケーキがあった。確か、スミレ風味のサントノレ。異なる分野で活躍しつつ協力し合える夫婦ってステキ。
  Carl Marletti
オススメのミルフィーユ
淡い紫色のケーキが「Lily Valley」
マルレッティ氏(左)とサービスのコパン氏
お店の前には、ちっちゃなテラス
アドレス
51 rue Censier 75005
TEL:01 43 31 68 12
営:火-土 10h~20h、日 10h~13h30
休:月曜日
メトロ
Censier-Daubenton(7番線)

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