2008/04/30
天気のよい土曜日、サンマルタン運河を散歩中にふと立ち寄ったレストラン。オテル・デュ・ノール(北ホテル)のすぐ隣にある。その名もギャランス。マルセル・カルネのファンならば、すぐに思い浮かべる「天井桟敷の人々」の主人公、アルレッティ演じるギャランスにちなんだ店名だ。日本語だったら茜ちゃん。アルレッティは映画「北ホテル」にも出演している。
運河沿いの店先には、昼間からほろ酔い気分のおじさんたちがいたのでちょっと躊躇したけれど、中に入ってみるとお客さんの年齢層は高めでとても落ち着いた雰囲気。店内は明るく、石を使った壁や天井に張り出したこげ茶色の梁が温かさをかもし出す。給仕の男の子もかわいくてサービスもよい。英語もOK。
料理はフレンチをベースにした創作料理。前菜はタイ風ソースで和えた鯛のタルタルをシェア。香草がアクセントになったすっきりとした味わい。日本人の口にも馴染みやすい。メインは、主役を選んだ後に脇役。つまり付け合せを、季節の野菜、フリット(フライドポテト)、ジャガイモのグラタン、メスクラン(サラダ)から選べる仕組み。私はタラのグリルと季節の野菜、友人は牛肉のタルタルとフリットを選んだ。タラはふっくら柔らかで美味。牛肉のタルタルは軽く表面を焼いてもらった。これだけで、生肉が苦手でもとても食べやすくなる。味付けもしっかりしていて美味しい。だが、フリットはカリッとした食感がなく、くったりしていて残念。
きりりと冷えたシャルドネを飲みながら、ゆっくりと時間をかけて昼食を楽しんだ。帰る頃には陽が傾きかけていたので驚いたが、こんな休日の過ごし方も悪くない。
平日ランチは、前菜・メイン・デザートより2皿+カフェで14ユーロ。前菜+メイン+デザート+カフェは18ユーロ。日曜の午後は22ユーロでブランチもあり。ワインの種類も豊富、グラスは4ユーロ、ボトルは15ユーロから。
96, quai de Jemmapes 75010
TEL:01 42 02 87 95
開:火~金:12h~15h、19h~23h
土:11h~23h30、日:11h~22h30
休:月
Metro : Jacques Bonsergent(5番線)