
白い壁の明るい空間に、小学校にあるような懐かしい椅子とテーブル。そう、réfectoire(レフェクトワール)とは、学校や軍隊の食堂という意味だ。メニューも、フランスの学食でお目にかかるような定番料理を独創的に、というコンセプトらしい。なるほど、チキンナゲット、コールスロー添えなんかがある。私たち、3人連れの1人は、今日の昼メニュー:メロンとスイカのガスパッチョ、メインは鶏のモモ肉と小ジャガイモのオーブン焼き。もう一人はア・ラ・カルトでThon mi-cuit(半生マグロ)にサルシフィス(西洋ごぼう)のタリアテーレ添え、もう一人はsalade de mer(海のサラダ)を選ぶ。メロンとスイカのガスパッチョは、メロンの季節によく登場するが、ここのは・・・メロンジュース!コップに入れて出したほうが似合う味。連れの一人は、某有名ホテルのレストランの厨房でスーシェフ(シェフの次)をしている料理のプロ、彼女が作るメロンとスイカのスープとは、スイカはゼリー状にして、その上にタバスコを効かせたメロンジュースを注ぐのだそうだ。メインのチキンはエシャロットのソテーがよく合ってほっこり柔らかい。マグロは海草とパイ皮で2重に包まれ、オーブンでさっと焼いてある。かなりレア状態。付け合せは薄切りの西洋ごぼうが、ゴマとバルサミコで味付けされ、キンピラゴボウによく似ていて懐かしい。大味のマグロとよく合う。学食では味わえないヌーベルなお味だ。そのボリュームに一瞬ひるむサラダは、桜海老のから揚げとイカのソテー、ドライトマト、マッシュルーム、サラダ菜やルコラなど豊富な顔ぶれが嬉しい。欲を言えばソースにもうちょっとパンチがほしかった。
スタッフは元気で感じのいい男性2人、元気が良すぎて、運ばれてきたスープはご覧のような状態。そういえばグルメサイトの批評に「アイディアや味付けはなかなかだけど、盛り付けがザツ」というのもあった。でも見かけよりも中身が大事、少々荒っぽくても、雰囲気、味ともにまた行きたくなる部類のレストランだ。
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80 Boulevard Richard Lenoir 75011
TEL:01 48 06 74 85
※昼のメニューはアントレ・メイン・デザートから2つ選んで14ユーロ
アラカルトのメインは14ユーロ平均
サラダ12ユーロ
Saint-Ambroise (9 番線)
Richard-Lenoir (5 番線)
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