フレンチ・コード
ガイドブックには載っていないパリとフランスとフランス人の日常

シュペールナチュール | Supernature

2009/02/19

一見、簡素な目立たないレストランなのに混んでいる。テイクアウトに並んでいる人、席が空くのを待っている人・・・これだけ賑わっているからには美味しいに違いない。待つぞ!
ここはオーガニックレストラン。地元(9区)からクチコミで広がったのか3区の私たちまで噂が届き、足を運ぶことになった。

待っている間、スタッフの男性が私たちの横をすり抜けた。「今、シツレイシマスって言わなかった?」「まさか、言うわけないじゃない」
7分ほど待って席につく。アントレ+メインか、メイン+デザートで13,5ユーロ。3品取ると16ユーロ。毎日変わるメイン、今日はチキンの香草焼き、アジとDaikonとShiitake(!)、ベジタリアンのための冬野菜の盛り合わせ。少しお腹が空いている人のために野菜のキッシュ(11ユーロ)もある。
日本のダイコンとしいたけがここまで一般化しているとは!大したもんだ、と感心していると、女主人らしき人が注文を取りにくる。「あなたたち、日本人?」「はあ」「ここのシェフは日仏ハーフなの。レジの男性も日本語をしゃべるのよ」「!?」
じゃ、「シツレイシマス」も空耳ではなかったのね。

メインにチキンとアジ、デザートにフルーツサラダとキャロットケーキを選ぶ。
チキンは胸肉がグリルしてあって、別に特筆すべき味ではないけど、付け合せがスペルト小麦。初めて聞く名前なんで、帰ってすぐWIKIPEDIAで調べたら、シリアルの一種で殻ごと収穫するのが特徴。つまり玄米みたいなもの。玄米より歯ざわりがよく、香ばしい。

さてアジ大根、フランス人に(ハーフだけど)アジと大根を与えると、こうアレンジするか!という意外性。ダシでさっと煮たアジの干物が、薄味のおでんくらいに煮た大根の輪切りの上に寝そべっていた。日本の味でありながらそうじゃない、不思議な・・・ハーフの味!
デザートを選んで正解。今朝作ったと察せられる新鮮なフルーツサラダは、ブドウ、ライチ、りんご、キウィ、みかん・・・オーガニックの果物は味が濃いのかとても美味。キャロットケーキも、にんじんの歯ざわりが残っていて、自然な甘さ。

オーナーの女性がやってきたので「サービスがちょっと遅かったけど美味しかった」というと、毎日満員で、サーブするのは自分ひとりできりきり舞いなんで、間もなくお店を拡張してもう一人、スタッフをいれるそう。
待ったり、品切れを避けるためには早め(12時から12時半)に到着することをお奨め。

12 rue de Trevise 75009
TEL:01 47 70 21 03
月-金:12h-15h, 19h-22h30
日:12h-16h

Metro : Grands Boulevards(8番線)

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