シャルロット
グラフィックデザイナー&イラストレーター

パリのお宅訪問 シャルロット
この家に住んでいる人は・・・
フリーランスのグラフィックデザイナー&イラストレーターとして活躍するシャルロットさん(34歳)と、パートナーのロック(31歳)さん。彼も同じくフリーランスのグラフィックデザイナー。現在は、一才になる愛娘のジョイちゃんと3人暮らし。お2人のお母さまが仲良しだったことから、小さなころに出会ったふたり。つき合いはとーっても長いそう。(もちろん、これからもずっと一緒!)

この地区について
パリ20区のガンベッタ。かつては20区といえば危険なイメージがあったが、今や若き「Bobo(ボボ)」(ブルジョワ・ボヘミアンの略)たちが多く、住みやすい地区へと大きな変貌を遂げた。昔ながらの商店も残っているが、おしゃれなカフェ、レストラン、おいしいパティスリーなど、気になるお店が増えている。

この家について
2人暮らしを始めるにあたって、予算に合う物件を探していたところ出合ったのがここ。お互いにフリーランスなので、自宅の一室をアトリエ(仕事場)にしたいと思っていたが、45㎡とコンパクトながら希望が叶う間取りだと納得の決定。
キッチンで印象的なのは、ヴァロリス焼きの赤い食器たち。陶芸に魅了された巨匠ピカソが住んだこともある、南仏の小さな村で作られている。家族から譲り受けたものに、自分たちでブロカント(古物市)をめぐって少しずつ買い足しているのだそう。それらの食器を収納しているガラス棚も、家族から譲ってもらったもの。自分たちで取りつけ、天井高を生かした収納をしている。その他のキッチンツールは、吊るして実用的にすっきりと。写真には写っていないが、木製の収納棚も家族から。けっこう傷がついていたので、やすりでしっかり磨いてきれいに変身させた。

寝室は、ロックさんの叔母さまの絵画(1967年の作品)をアクセントに、他はいたってシンプルにまとめて。読書が好きなお2人は、所有する本の数も膨大。ホームセンターで厚みのある木の板をたくさん購入し、ロックさんが壁に取りつけ、オリジナル本棚の完成。縦置きではなく、横置きなところが個性的でおしゃれ。「棚が斜めにならないようにミリ単位で計って、そりゃもう、なかなか大変な作業だったよ(苦笑)」。

リビング兼ダイニングは、ブロカントで手に入れた赤いテーブルが主役。どこか懐かしい表情に、ほっと安心感を覚える。食事用ベビーチェアも、ロックさんがテーブルに合わせて赤のものを探し、ジョイちゃんにプレゼントしたそう。こまごましたものは、壁かけ収納ラックにまとめてお片づけ。

赤ちゃんのときから子ども部屋を用意するフランス。シャルロットさん宅も例にもれず。もともとはアトリエとして利用していた部屋を、出産前から子ども部屋に改造したそう(そのため、現在、アトリエは別のところに借りている)。
作品をディスプレイするための棚はそのまま残し、ジョイちゃんのカラフルな絵本などを飾りながら収納。部屋に彩りを添えている。日本でもおなじみ、ムーミンのモービルは、マレ地区の子どもグッズのお店で手に入れた。ゆらゆら風にゆれるモービルを見て、ジョイちゃんも大喜びなのだとか。
高祖母から代々受け継いでいるチェストは、いい具合に使いこんだブラウンが美しい。内布が傷んでいたため、自分たちでリバティ生地を貼ってリフォームしたとか。ぜひまねしてみたいワザだ。おむつ替え台は、ブロカントで購入し、好みの色にペイントし直し。フランス人は、お古を上手に活用するのが本当に得意!
それだけではなく、ベビーベッドは「ボントン」、ベッド周りのグッズは 「プチ・パン」と、いま流行りのベビーブランドもしっかり押さえているところはさすが。そういえば、この日のジョイちゃんのスタイルもアジアンテイストがキュートな「プチ・パン」だった。

「いつかは2人目がほしいな」と幸せ溢れるお2人。思わずこちらまで笑顔になった。
(Chiharu.U)

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