第40回セザール賞、予想通り・・・
Palmarès de César 2015

10部門でノミネートされていた『Timbuktu/ティンブクトゥ』が7つのセザール像を獲得。
-最優秀作品
-最優秀監督
-最優秀オリジナルシナリオ
-最優秀モンタージュ
-最優秀音楽
-最優秀フォトグラフィー
-最優秀録音

監督のアブデラマン・シスコ
セザール賞7部門受賞『ティンブクトゥ/Timbuktu』

イスラム過激派に占拠されたモーリタニアの村で、屈しないで生活を続ける住民を描いた作品。過激派の凶暴さと「美しく強いアフリカ」を-不幸にも非常にタイムリーに-世界中に訴えた。去年のカンヌ映画祭が”見逃した”作品をセザールがしっかり挽回。

最優秀男優賞:ピエール・ニネイ 『Yves Saint Laurent/イヴ・サンローラン』
ピエール・ニネイ(ジャリル・レペールの『イヴ・サンローラン』、右)、ガスパール・ウリエル(ベルトラン・ボネロの『サンローラン』)、2人のサンローランがノミネートされていた最優秀男優賞。

2人のサンローラン:ガスパール・ユリエル、ピエール・ニネイ

それぞれ違った持ち味で「どっちにもあげたい」と言われたほど。結局、コメディフランセーズ団員のピエール・ニネイ(25歳)が獲得。
去年のセザールでは、同じくコメディ・フランセーズのギヨーム・ガリエンヌが最優秀作品、男優など4つのセザール像を獲得した。

他には 『Ma nouvelle amie/新しい女友達』のロマン・デュリス、『la prochaine fois je viserai le cœur/この次は心臓を狙う』 のギヨーム・カネなど人気男優がノミネートされていた。

最優秀女優賞:アデル・エネル『Les Combattants』

体育会系(?)で他の若い女優にない存在感を持つアデル・エネル。『Les Combattants』は、ごく普通の男子が、美しくそっけなく頑丈な女子に出会い、波乱の”恋”を生きるお話。
『L’homme qu’on aimait trop/愛されすぎた男』
ではカトリーヌ・ドヌーヴの娘役で注目された。
『2 jours et une nuit/2日と1夜』のマリオン・コティヤール、『 Sils Maria/シル・マリア』のジュリエット・ビノシュなどベテランを押さえて受賞。

最優秀コスチュームは、『サンローラン』(ガスパール・ウリエル主演のほう)に。ピエール・ベルジェがコレクションを貸すのを拒否したため悪戦苦闘したのが報われる。